自家焙煎でコーヒー豆のブレンドと焙煎の奥深さ

珈琲

今回は、ドリップの様子をお見せしながら、コーヒーのブレンドの組み合わせについてお話ししていきます。
自家焙煎をしていると、手元には焙煎度や銘柄を自在に調整できる豆がそろいます。これは、自分好みのブレンドをつくる上でとても大きなメリットです。
画面下に出ているのは、それぞれの銘柄に対して普段期待している役割――つまり、どの豆から苦味を出すのか、
どの豆に酸味を任せるのか、そういったブレンド時の考え方を簡単にまとめたものです。
たとえば、ブラジルとグアテマラからは苦味、コロンビアにはコクを。タンザニアとエチオピアからは酸味を期待しています。
最近では、「エチオピアといえばライトロースト」といったイメージが若い世代の間では定着してきているようにも思います。
アフリカ系の豆には浅煎り、南米系の豆には深煎り――そんな傾向がなんとなく感じられますね。
もちろん、農園や品種ごとに個性が違うので、一概には言えませんが…。
今回は、あえてその傾向とは逆の焼き方で統一してみました。
エチオピアとタンザニアはやや深め、シティロースト寄りに。
一方で、ブラジルやグアテマラ、そしてコロンビアはいつもより軽めに焼いてみました。
コロンビアは特に軽くして、酸味が前に出るような仕上がりです。
ドリップは、16グラムの豆に対して約300ccのお湯で淹れています。
この量だと、風味の違いはあまり極端には出ないのですが、それでもブレンド比率によって味わいは変わります。
たとえば「今日はしっかり苦めを飲みたい」というときは、タンザニアやエチオピアを半分以上に。
そこに軽く焙煎したブラジルやグアテマラを足すことで、苦味の中にも酸味を感じられるブレンドに仕上げます。
逆に「今日は酸味をしっかり感じたい」というときは、コロンビアをメインにして、ほんの少しブラジルを加え、タンザニアやエチオピアは控えめに使います。
個人的には、酸味と苦味のバランスこそがコーヒーの醍醐味だと思っているので、片方に極端に寄せることはあまりありません。
一般のお店で購入した豆では、こうした焙煎度の違いを複数そろえるのはなかなか難しいので、その点はやはり自家焙煎の魅力ですね。
ちなみに今回のラインナップには入れていませんが、マンデリンの生豆もストックがあります。
マンデリンは、やっぱり深煎りが一番合うと思っていて、他の豆とはブレンドせず、単独で飲むことが多いです。
このままだと、タンザニアが一番早くなくなりそうなので、次はどの豆をどんな焼き方にするか…
またそのときの気分で決めて、新しいブレンドにチャレンジしていこうと思っています。

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